ジブラルタルオープン2021
一回戦
【ジミー・ホワイト 4-3 ジョー・オコンナー】
2020年シニア世界チャンピオンのジミーが0-3からの大逆転でオコンナーに勝利。
第2、第3フレームと接戦を落とし敗色濃厚な状況から、ビッグブレイク四連発での逆転劇。
スティーブン・ヘンドリー復帰の日に強烈なパフォーマンスで露払いを務めた。
ジミーとヘンドリーは、90年代に世界選手権で四年連続決勝戦を戦ったライバル。
その最後の試合は、伝説の試合としてスヌーカーファンに語り継がれている。
また二人は昨年のシニア世界選手権の準決勝でも火花を散らした。
30年の時を経ても尚続くライバル関係。
ジミーにとって、永遠のライバルであるヘンドリー復帰は、心に期するものがあったのだろう。
【マシュー・セルト 4-1 スティーブン・ヘンドリー】
レジェンド、ヘンドリーの復帰戦。
Twitterのトレンドでヘンドリーが上位に上がるなど、イギリス本国でも話題となったようだ。
第1フレーム、接戦にセルトが競り勝つ。
第2フレーム、セルトがブラウンをミスしたところから、ヘンドリーが通算776回目となるセンチュリー(107)を記録する。
しかしこの日はセルトの出来が良く、途中までロングポット(ショット)は100%、ショット成功率98%と絶好調。
ブレイクが止まるのはパックミスか玉触り、というくらいミスのないスヌーカーでヘンドリーを圧倒して4-1で完勝。
最後はフルークからのブレイクで決着したが、試合内容を考えればセルトの勝利は妥当と言えよう。
ヘンドリーは復帰初戦でまずまずのプレー。
技術的にはキューイングのブレが気になるところ。
選手の衰えを示す兆候は、キューイングと上体のブレで如実に現れる。
元々キュー先が(ヘンドリーから見て)右に出る癖があったが、それが現役当時より大きくなっているように感じた。
52歳という年齢と、9年のブランクを考えれば致し方ないが。
しかし早々にセンチュリーを記録する辺りは、流石スーパースターといったところか。
ヘンドリー「緊張したけど、ワクワクするような緊張感だったよ」
今後も試合を重ねていけば、徐々にコンディションも上がってくるだろう。
その時にどこまで勝ち上がれるのか、楽しみに見ていきたい。
【スティーブン・ホールワース 2-4 ジェイミー・ジョーンズ】
ジェイミーがホールワースに逆転勝利。
序盤はホールワースが2-0とリードするが、ジェイミーがバックトゥバック(連続)センチュリー(103,145)で追い付くと、第5、第6フレームと接戦をものにして4フレーム連取で決着。
ジェイミーの145点はここまでの大会ハイエストブレイク。
【カイレン・ウィルソン 4-2 クルダッシュ・ジョハル】
カイレンがジョハルを降して二回戦へ。
2-2から連続センチュリー(115,109)で突き放して勝利。
【マーク・セルビー 4-1 サム・クレイギー】
セルビーがクレイギーに快勝。
センチュリー二発(142,137)に接戦も二度競り勝つなど、セルビーらしさを存分に発揮した。
【マーチン・グールド 4-1 デイビッド・グレイス】
グールドがグレイスに競り勝ち二回戦へ。
グールドはヨーロピアンマスターズ準優勝、グレイスはノーザンアイルランドオープンベスト4、と共に今シーズン上位進出経験のある実力者同士が顔を合わせた好カードは、予想通り接戦フレームの多い拮抗したゲームとなった。
グールドがビッグブレイク三発などで第1、第2、第5フレームと接戦での勝負強さを見せて勝利。
一回戦二日目全ての結果
一回戦
【ジミー・ホワイト 4-3 ジョー・オコンナー】
2020年シニア世界チャンピオンのジミーが0-3からの大逆転でオコンナーに勝利。
第2、第3フレームと接戦を落とし敗色濃厚な状況から、ビッグブレイク四連発での逆転劇。
スティーブン・ヘンドリー復帰の日に強烈なパフォーマンスで露払いを務めた。
ジミーとヘンドリーは、90年代に世界選手権で四年連続決勝戦を戦ったライバル。
その最後の試合は、伝説の試合としてスヌーカーファンに語り継がれている。
また二人は昨年のシニア世界選手権の準決勝でも火花を散らした。
30年の時を経ても尚続くライバル関係。
ジミーにとって、永遠のライバルであるヘンドリー復帰は、心に期するものがあったのだろう。
【マシュー・セルト 4-1 スティーブン・ヘンドリー】
レジェンド、ヘンドリーの復帰戦。
Twitterのトレンドでヘンドリーが上位に上がるなど、イギリス本国でも話題となったようだ。
第1フレーム、接戦にセルトが競り勝つ。
第2フレーム、セルトがブラウンをミスしたところから、ヘンドリーが通算776回目となるセンチュリー(107)を記録する。
しかしこの日はセルトの出来が良く、途中までロングポット(ショット)は100%、ショット成功率98%と絶好調。
ブレイクが止まるのはパックミスか玉触り、というくらいミスのないスヌーカーでヘンドリーを圧倒して4-1で完勝。
最後はフルークからのブレイクで決着したが、試合内容を考えればセルトの勝利は妥当と言えよう。
ヘンドリーは復帰初戦でまずまずのプレー。
技術的にはキューイングのブレが気になるところ。
選手の衰えを示す兆候は、キューイングと上体のブレで如実に現れる。
元々キュー先が(ヘンドリーから見て)右に出る癖があったが、それが現役当時より大きくなっているように感じた。
52歳という年齢と、9年のブランクを考えれば致し方ないが。
しかし早々にセンチュリーを記録する辺りは、流石スーパースターといったところか。
ヘンドリー「緊張したけど、ワクワクするような緊張感だったよ」
今後も試合を重ねていけば、徐々にコンディションも上がってくるだろう。
その時にどこまで勝ち上がれるのか、楽しみに見ていきたい。
【スティーブン・ホールワース 2-4 ジェイミー・ジョーンズ】
ジェイミーがホールワースに逆転勝利。
序盤はホールワースが2-0とリードするが、ジェイミーがバックトゥバック(連続)センチュリー(103,145)で追い付くと、第5、第6フレームと接戦をものにして4フレーム連取で決着。
ジェイミーの145点はここまでの大会ハイエストブレイク。
【カイレン・ウィルソン 4-2 クルダッシュ・ジョハル】
カイレンがジョハルを降して二回戦へ。
2-2から連続センチュリー(115,109)で突き放して勝利。
【マーク・セルビー 4-1 サム・クレイギー】
セルビーがクレイギーに快勝。
センチュリー二発(142,137)に接戦も二度競り勝つなど、セルビーらしさを存分に発揮した。
【マーチン・グールド 4-1 デイビッド・グレイス】
グールドがグレイスに競り勝ち二回戦へ。
グールドはヨーロピアンマスターズ準優勝、グレイスはノーザンアイルランドオープンベスト4、と共に今シーズン上位進出経験のある実力者同士が顔を合わせた好カードは、予想通り接戦フレームの多い拮抗したゲームとなった。
グールドがビッグブレイク三発などで第1、第2、第5フレームと接戦での勝負強さを見せて勝利。
一回戦二日目全ての結果
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